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Learning about make KAMABOKO

プロフィール

世界のねり製品業界に
経験・知識・技術を拡げたい

おいしくて栄養価も高いねり製品普及のために

日本は世界でもトップの練り製品消費国です。しかし、この30年で消費が半分以下となり、国民の練り製品離れが進んでいます。私が練り製品業界に入ったころは、毎年年末になるとおせち料理が家庭で作られ、その中に蒲鉾が入ってました。しかし近年ライフスタイルが変化し、おせちもだんだん作られずにそれと共にかまぼこや練り製品の消費量は減ってきています。

練り製品はとにかくおいしいです。それに高タンパク質低カロリーでダイエット食品でもあるんです。この練り製品を世界中の人に食べてもらいたいと願っています。

私は日本のトップブランドの練り製品会社に入り、40年間練り製品製造一筋に活動してきました。

1995年に初めての海外でタイに駐在して、タイの練り製品業界への技術指導を行ったのを皮切りに、これまで関わった国々は中国、韓国、台湾、タイ、インドネシア、インド、マレーシア、ミャンマー等8か国にのぼります。品質管理、製造管理、商品開発などを中心に練り製品に関する知識と経験は豊富だと自負しています。

40年間練り製品業界にいて、私が経験してきたこと、練り製品に携わって得た知識、練り製品を作る上での技術的なデータを練り製品を作っている人の為に何か役に立ててもらえないか? 役に立ててほしいと思っています。それが私の人生の上での生きる証です。

略歴

1981年3月長崎大学水産学部卒業
専門:水産利用学 主に魚肉蛋白化学
卒業論文題名:蒲鉾における減塩について
1981年4月株式会社紀文食品入社
佐賀工場にて“品質管理”業務にあたる。
佐賀工場の立ち上げに際して品質管理室を一から準備、設置、業務管理充実に寄与した。
さらに工場課長として蒲鉾、ちくわ、笹かま、揚げ物、餃子等の管理業務を歴任、経験した。
1995年4月紀文タイランド株式会社に出向
品質管理及び商品開発業務にあたる。
アメリカ・ヨーロッパの顧客に対して日本風練り製品の開発・供給として“おでんセット”の開発をした。
タイにおける現地日本人向けスーパーマーケットに向けて日本風の練り製品の開発・供給を手掛けた。
その他に鮭フレーク、中華いいだこ、イカ塩辛など。
2003年2月宮島醤油株式会社入社
品質管理課長として品質管理業務にあたる。
業務用調味料生産に関わる食品衛生関連の帳票管理や衛生管理システムの充実に携わる。
2004年9月まるは・ニチロと共同出資で中国の新工場立ち上げに参加。
レトルト殺菌による魚軟化製品の加工工場の立ち上げから出荷開始までの生産管理・品質管理業務に携わる。
2006年7月株式会社牛津蒲鉾入社
製造品質統括部長として、生産から品質管理まで生産に関わる全ての統括管理業務にあたる。
“いかしゅうまい”のタイへ向けての輸出販売などにも携わる。
2011年4月ラッキーユニオンフーヅ株式会社入社
製造統括取締役として、生産、開発、品質管理、工務等現場管理の総責任者として業務にあたる。
新規事業として揚げ物ラインの現場設計、機械選定及び現場設置にも携わる。
会社唯一の日本人として日本からの顧客対応、商品開発も数多く手がけた。
2013年9月宮島醤油フレーバー株式会社入社
バンコク駐在としてMK会社新工場のレトルト殺菌ラインの設置に携わる。
2014年12月日本帰国、本社にて品質保証室担当
練り製品の開発に携わり、営業にも貢献した。
2015年11月フジミツ株式会社入社
ベトナムホーチミンにてベトナム会社との合弁会社現地社長として赴任。
餅巾着とカニカマ及び揚げ物製造ラインを設置した2工場を立ち上げる。
日本への練り製品及び餅巾着の輸出は勿論、ホーチミン市内への練り製品の供給にも携わった。
2017年7月タイ・バンコクにて会社を立ち上げる(現在は閉鎖)。
2018年7月タイユニオン会社のコンサルタントとして契約。
FISHO(鱈シート)及びベーカリーラインの現場改善指導を行う。
2019年9月個人で練り製品を中心とした技術コンサルタントをスタートさせる。
現在は中国の練り製品会社と契約中。この間、インドとマレーシアの2社に練り製品の技術指導を行った。